クラウドファンディング(購入型)にあるよくある勘違い
クラウドファンディングとは、アイディアをお金に変える方法という認識はあると思います。しかし、キャンペーンを突然、ウェブ上にアップしても資金は決して集まることはありません。インターネットを使えば、何もないところから始めて、どこからともなく資金が集まってくるなんてことは、起こりえないのです。
お金を払ってもらう為に、実践するプロジェクトをSNS上で拡散したり、魅力的なリターンを設計したりするわけですが、現実問題、なかなか集まらないことは多々あります。
成功させる為には、コミュニティが必要不可欠
クラウドファンディングを成功させる為に必要なことは、コミュニティをつくることです。つまり、プロジェクトをスタートさせる前に、プロジェクトに共感をしてくれているファンがいることが大前提なのです。
もしも、ファンがいないと思うのであれば、自分自身でサービスを販売してみてもいいと思います。イベントを開いて、ファンを募ることから始めてもかまいません。SNSを活用して、想いを発信することも出来ます。オーソドックスな手法としては、自分からイベント等に足を運び、交友関係を広げることから始めることも出来ます。
ファンが出来たら、そのファンに対して、クラウドファンディングで挑戦したいと考えている、プロジェクトについて意見を聞いてみることです。そして、企画をドンドン、共感が集まるカタチへと進化させていくことこそが、重要なことなのです。
クラウドファンディングは想いの増幅装置である
実際にこの話を聞くと、”結局、知っている人からしか、資金調達は出来ないんだ。”と思う方もいるかもわかりません。私自身もそうでした。もし、知っている人だけの力を借りて、お金を集められるのであれば、わざわざ、クラウドファンディングのサービスを使用する必要はないと思います。
しかし、クラウドファンディングは、”想いの増幅装置”であり、全く知らない人も巻き込む仕組みがあるのです。既存のコミュニティが核となることで、新しい繋がりを作る事を可能にするのです。
まとめ
デレク・シヴァーズが「 社会運動はどうやって起こす 」というテーマの講演でこう述べています。『社会運動を起こすのに重要なのは最初のフォローワーである』。今ある、繋がりこそが、最初のフォローワーになるのです。
資金調達をやりたいという、プロジェクトに耳を傾けてくれた人こそが、重要なメンバーになるはずです。だからこそ、今まで築き上げてきたこと、経験、人脈を棚卸しすること、そしてそれをもとに企画を作る事こそが、クラウドファンディングのスタートではないかと思います。
もし何かご質問があれば、以下のコメントまたはお問い合わせから、ぜひご連絡ください。御待ちしています!
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